...more (もっと読む)...less (閉じる)男性のソフトは最大1秒に1〜2回アクセスし続けるもので、お行儀は悪いが「犯罪」とは到底言えない普通のwebアクセスだ。これに対しシステムの不具合は、蔵書DBへの接続後、用が済んでも接続を切らないため資源をすぐに使い尽くすというお粗末なバグで両者の因果関係は薄い。この事実誤認を知ってなお図書館長は「図書館には非がなく、図書館の了解無く通常の利用者とは違う方法で大量のアクセスをする方法がまずい」と開き直っている。サーバ性能の仕様すら未定義なテキトーなシステム発注で税金の無駄遣いしている図書館こそ責められるべきだ。 図書館やソフト会社のマヌケ振りはともかく、マトモな捜査もせずに逮捕する県警の無知が露呈。アクセスログから「犯人」を特定するだけの技術はあるのに、TCPやHTTPの仕組みや流儀は知らないようだ。混雑したサーバに頻繁にアクセスするのが「業務妨害」だという理屈を持ち込むなら、客席10名しか無い有名レストランに100人引き連れて訪れ営業を混乱させた者も逮捕できる。ここで必要なのは「逮捕」ではなく自主規制を求める「懇願」だ。愛知県警にはITの解る人はいないのか?? それにしても普通の市民がurlgetしただけで逮捕されるリスクがあるとは驚き、というより恐い。そして仮にそのソフトがフリーソフトであれば、ソフト作者は最近警察が好む「幇助罪」で逮捕されるのか? ちなみに、その後バッシングを受け少しは反省したのか状況を理解したのか、9月1日に図書館から若干控えめな公式コメントが出されている(.これ)。罪の無い人を逮捕した警察の暴挙を批判しているようにも読めるし、すぐに原因究明できなかったソフト会社の無能さを責めているようにも読めるし、サーバ負荷への配慮が不足した「犯人」を相変わらず責めているようにも読めるし、いずれにせよ図書館には何の責任も無いと一貫している、なかなかのお役所的名文である。どうして「最善の対応を尽くしたつもりでありましたが、トラブルの主な原因が三菱のシステム不具合にあったことを突き止められず、警察のミスとはいえ結果的に罪の無い市民を逮捕に追い込む結果になってしまったことをお詫び申し上げます」と言えないのか? なお警察は、トラブル原因がシステム不具合であったことが明らかになった現在でも、不正アクセスには違い無いとして、誤認逮捕だとは認めていない。 本事件とWinny事件の警察の対応には共通点が沢山ある。強く感じるのは、「迷惑を受けた被害者がいるのは事実、よって加害者も必ずいるからそれを逮捕するのが我々の使命である」という思い込みである。そして、結果的に他人に迷惑を掛けた、全く法に触れていない、迷惑を掛ける意図も無かった「加害者」を逮捕する。この「正義の味方」のシナリオ完遂のためにはいくらでも法律を曲解するし拡大解釈もする。明治時代か?
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